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『アスラクライン 13 さくらさくら』/三雲岳斗 [アスキー・メディアワークス]

本日、お昼過ぎに入手。ちょっとお出かけしながらも一気に読了してしまいました。で、公式発売日までは、と思ったのですが、我慢できずに感想を書いちゃいます。

アスラクライン1301.jpg

長かった『アスラクライン』と言う物語も、一応の完結。智春と操緒の物語はこれで終わりだと言うことです。この言い方、どこかで聞いたなぁ、と思っていたら、『ゼノサーガ エピソード3』の記事で、「これでシオンの物語はおしまいです」という言い方を思い出しました。あれ、絶対シオンの物語じゃないじゃないと思うんですけどねw1と2はルベドとアルベドの物語だし。3はどう見てもKOS-MOSの物語です本当にありがとうございました。という感じで。

話がそれましたwで、一応完結と言うことで、アニメもコレにそった形で終わることでしょう。

感想を簡単に書くと。熱かった!智春が、操緒が、奏っちゃんが、玲士郎が、六夏が、朱浬さんが、瑶が、アニアが、ひかり先輩が、凄く熱かった!格好良かった!泣いた!何度も泣いた!そして、超面白かった!

でも、これ終わってなくない?

で、最後に和葉登場かw早く彼女の物語を描くんだ!

こんな感じでした。もう、最初から最後までクライマックス。最後の最後は、かなり拍子抜けでしたが、一気に突っ切った感じでしたね。そして、tamapu-さんなら分かってもらえると思いますが、もうあまりの熱さに目頭が熱くなりっぱなしですよ。胸が熱くなる、震える、というのはこういう事を言うんだと思います。

なんか、大概感想を書いた気がしますがw追記にてほぼ全てのあらすじと感想を。これを読めば13巻を読んだ気になれる、と言うお得な記事ですwおつきあいいただける方は追記までお願いします。

最初のカラー絵。結局、アスラクラインって物語はこの台詞がかなり印象的でしたね。この台詞、好きですよ。どれくらい好きかというと、さくらちゃんの絶対無敵の魔法、「絶対に、だいじょうぶだよ」くらい好きですw

アスラクライン1302.jpg

しかし、このイラスト、表紙の地味な感じと違って桜色で桜の花があしらってあって、操緒の笑顔が印象的で。凄くステキです。和狸先生、最後のイラストでも感じましたが、かなり腕を上げられたと思います。黑鐵のデザインの変更を要求する、とか、この自転車の絵はおかしい、とかいろいろ言ってすみませんでした!次回作もお願いします!いや、別の絵師の方でも良いかw

カラー絵はとにかく、キャラの総ざらえ、という感じでしたね。出ていないキャラもいますけども。六夏とかひかり先輩とかorz

アスラクライン1303.jpgアスラクライン1304.jpgアスラクライン1305.jpg

本編自体、智春と操緒の物語の完結編、と言う事で、今までのキャラ総出演、と言う趣だったのですが。これは良い感じでした。本編への期待も膨らむというモノです。個人的にツボだったのが、鳳島氷羽子の後ろにさりげなく鳳島蹴策が描かれていることと、玲士郎の「己の信じるもののために戦うのだ」という台詞。特に。玲士郎の台詞は、もうこの時点で泣きそうです。玲士郎って、ともはに惚れた、と言う汚点を除けば、かなりかっこいいキャラでしたね。

そして、朱浬さん登場。朱浬さんは、10巻のあのとき死んだはず。一体どうして。さらに、印象が違うのは?これは本編のお楽しみでしょうね。

アスラクライン1306.jpg

そして、最後はもちろん奏っちゃん。智春との約束を胸に、智春を守るために戦います。左のモノクロイラストも、良いですねwキャプして気づきましたがw

 

さて、本編ですが。プロローグは3年前のあの日。智春と操緒の乗った飛行機が墜落したあの日からスタート。あの日、何が起こったのか、原作版で描かれています。操緒の「駄目?無理じゃないのね。できるんだ、やっぱり」(P.15)と言う台詞でぐっと来ました。なんて冷静な操緒。「あたしはただ智春(トモ)と一緒にいたいだけなの。それを叶えてくれるなら魂と引き替えでも構わない」(P.15)と言う台詞、戸松ちゃんの声で聞きたかったなぁ。もちろんアニメの方の台詞も好きですけども。

1章は、智春達が2巡目の世界に帰ってきた場面からスタート。もう既に智春と奏っちゃんが契約済みだったのに吹いたwと言うか、普通に奏っちゃんが生きていたのに、吃驚。

アスラクライン1307.jpg

確かに、原理を説明されると「なるほど」なんですけども。何となく釈然としないモノを感じます。でも、とにかく奏っちゃんが生きていたので良いかw

で、智春と奏が契約したことで、操緒ですが。

『いいよ、もちろん。だって智春(トモ)は--』

誰にともなく呟く操緒の言葉は、途中で途切れて声にならない。けれど、

最後はあたしのところに帰ってくるからね、そんなふうに呟いたように僕には見えた。(P.38)

には吹いたwちょっと怖いwでも、これが智春と操緒の絆なのかな、と思いました。お、こんなところで、この巻のテーマである「絆」というキーワードが出ましたね。

この章では、樋口と杏が登場。二人とも相変わらずで安心しました。今までイマイチ影の薄いような感じの杏でしたが、この巻では結構見所も多くて、杏ファンも満足でしょう。

そして、現れる神(デウス)の腕。そして、「炫の塔」。塔のネーミングセンスはともかく、いよいよ期待が高まってくる感じです。

2章。智春達は、炫の塔や炫部長の情報を探るために、洛高へ。正体がばれないための変装は吹いたwここら辺は『アスラクライン』らしいなぁ、と思いましたが、ここまででしたねw

そして、ここで朱浬さん登場。朱浬さん、死んだはずでは、と思われていましたが、なんと生きていました。そして、ここで大活躍したのがひかり先輩。「あのとき、なにもできなくて」と本人は謙遜していましたが、凄い活躍です。彼女にしかできなかったことで、一歩間違えば命を失っていたのに。ひかり先輩って、見た目ロップイヤーで可愛らしいけど、芯は強い人なんだろうなぁ、と思いました。

そして、朱浬さん。ここで、今まで朱浬さんと呼ばれていた人の正体が明らかに。正直、ちょっと複雑すぎて理解がなかなか出来ませんでした。これを一瞬で理解した智春は天才だと思います。

で、どういう事かというと、あのときの飛行機事故で二人とも瀕死に。しかし、臓器移植をすれば、片方は生きられるという状況。そこに瑶が現れ、紫浬をアスラマキーナに封印。朱浬を生かすようにしました。しかし、実際にアスラマキーナに封印されたのは朱浬の魂。で、朱浬の体で生き返った紫浬ですが、意識を取り戻すことがありませんでした。そこに、1巡目の智春が現れ、残された紫浬の体をサイボーグ朱浬として復活。そして、その体に紫浬の魂をリンクさせて、紫浬さんが朱浬さんの体を操作していた、と言うことのようです。どうも、本文読みながら考えると、分からなくなりますが。

しかし、紫浬さんも朱浬さんとしてずっと生きてきたせいか、自分がどっちが本物の自分か分からなくなっているのが切ないですね。さらに、結局、朱浬さんは死んでいますし。彼女の魂を解放するために生きてきた紫浬さんとしては喪失感もすさまじいでしょうね。

真日和登場や、真日和の契約者登場もありました。しかし、この最後の最後で花鳥風月4名家の最後の風が出てくるとは思いませんでした。真日和、あんなに彼女のことを思っているのに、非在化が進んでいるっておかしくない?と思ったりもしましたが、細かいことはどうでもいいんですよねw

そして、炫部長の目的が明らかに。彼は、儀式魔法によって、神を破壊すると言う事でした。そのための犠牲が、10億人の人間の魂。すさまじいスケールです。でも、その後に彼が時間を巻き戻して3巡目の世界を始めるからOK、ってそんなので良いのかなぁ?と思ったり。

最後に氷羽子登場。あんなにばれないように動いていたのに、あっけなくばれているのには笑いました。

3章。いよいよクリスマスイブ。最後になるかも知れない学園生活を送る智春達。そこに、玲士郎登場。ここでは、智春の確かな覚悟が伝わってきました。今まで巻き込まれ主人公として、さんざん巻き込まれてきましたが、1巡目の世界に飛んだことでしっかりと成長できたようですね。

アスラクライン1308.jpg

ここで玲子も登場。彼女はお茶をつぎに来て、智春が自分の命を引き替えに、神を倒そうとしていることを知ってしまう。それを認められない玲子はイグナイターを持って逃げる、と。玲子の、今までなかったような行動に吃驚です。素直になれないけど、智春のことを大切に思っていて、と言う感情が凄く切なくなりました。

「勝手に死んだりするなって言ってるのよ。”神(デウス)”だかなんだか知らないけど、勝手にまたどこかに行って戻ってこないなんて、そんなこと許さないから」(P.143)

と言う台詞が印象的でした。

後夜祭を眺めながら、なぜ、1巡目の智春が失敗したのかをふり返る。そして、自分は1巡目の自分と違うから神を倒せると考えていました。

「僕一人の力じゃ今までだってなにもできなかった。操緒や嵩月、朱浬さんやアニア、樋口や杏、それに佐伯会長たち--部長もだ。みんながいたから、なんとかやってこれたんだ。だから、”神”だってきっと倒せる。僕にはなんの力もないけど、それでも誰も犠牲にしないで世界を救う方法を絶対にあるはずだから--」(P.152)(原文ママ)

と言う台詞がなんとも心強いし、2巡目の智春らしいですね。

 

4章。そして始まる戦い。敵は、塔貴也、氷羽子。そして、塔貴也に協力するGDから千代原はる奈。

ここはもう熱いというか、智春の言葉どおり、みんながいたから、と言うのを、智春が今まで築いた絆というモノを感じました。

アスラクライン1309.jpg

樋口が意外な活躍を見せたのは意外でしたね。でも、こういう意外性は嬉しい誤算です。

そして、玲士郎、格好良すぎです。また、智春から主人公の座を奪うのかと思ってしまいましたw

「我ら神聖防衛隊の任務は、校内の治安維持、。すなわち我が校の生徒の安全を守ることをなによりも優先する。たとえ学生連盟の決定であっても、我が校の生徒達に機外を加えることは許さん」(P.171)

って、格好良すぎです。そして、そんな会長の決定に逆らうことなく従う神聖防衛隊のメンバー。あんたら漢(おとこ)だよ・゚・(ノД`;)・゚・

護法装甲をまとった量産機相手に、しかし神聖防衛隊が大活躍。

「エクス・ハンドラーと同じ、魔力無効化能力を付与した反護法徹甲弾(AMAP)だ。我が第一生徒会の新兵器だよ。哀音を失ってからのこの僕が、無為に過ごしていたとでも思っていたか?」(P.178)

玲士郎、格好良すぎる・゚・(ノД`;)・゚・哀音の犠牲を無駄にしない。そのためにも、哀音を失った今でも自分は戦い続ける。自分のやり方で。そんな言葉が聞こえてくるようでした。もう、哀音の下りは駄目ですよ。反則です。

玲士郎、奏が量産機を防ぐ間に炫の塔に迫る智春とニア。そこに立ちはだかるのは、千代原はる奈。相変わらず、亜鉛華の能力は地味だけどイヤですね。智春に迫る危機。そして、真日和のヴィヴィアンの力で塔を守る。

しかし、「真打ちは、いつだって遅れてやってくるものよ、トモハル」(P.190)で朱浬さんキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!格好良すぎです。まさかのメカ化した朱浬さんとの競演がまた良いですね。相変わらず、大火力をぶっ放す姿は、嬉しかったです。

千代原はる奈と対峙する玲士郎。

「勝てるから戦うのではない。己の信じるもののために戦うのだ。この僕を信じてくれた者と最後まで共にあるためにも--」(P.194)

って、玲士郎格好良すぎですよ・゚・(ノД`;)・゚・哀音は消えてしまいましたが、彼女は確かに玲士郎の中で生きていますね。そして、千代原はる奈、大奮闘かと思ったら、あっさり負けを認めて笑いましたw

そして、残るは炫の塔と真日和。ここでまさかのひかり先輩、そして六夏登場。六夏、玲士郎のように格好良くはなかったですが、六夏らしくて微笑ましかったですよ。最後は格好良かったですが。ひかり先輩も大活躍。アスラクラインシリーズにおいて、彼女の功績は忘れてはいけないと思います。

炫の塔は、六夏とニアの手によって破壊に成功。トモハル、活躍してないなぁw作戦に失敗した塔貴也は、時間を巻き戻すために、超弦重力炉の眠る潮泉家に。物語の最後は、やはり全ての始まりの場所に。

そこに立ちはだかるのは、潮泉律都。そして、彼女のドーター、クロエ。全ての異世界の自分と意識共有できる、と言う能力を持った彼女。そのため、無限とも思える世界で彼女は世界が神によって破壊される事を知っていました。そして、その破滅から逃れられそうな世界は、この2巡目の世界だけ。そして、より確実な塔貴也に協力することを決意したようです。

クロエの能力に囚われる智春、奏、朱浬さん。しかし、ここで登場するのが、

「・・・・・・お困りのようだね、朱浬」(P.210)

まさかの雪原瑶キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!その手には、冬櫻が!まさかまさかの登場ですよ。ここに来て瑶とは。完全に予想できませんでした。

瑶と朱浬さんが、律都を食い止める間に智春は先を急ぐ。そこに現れたのは、鳳島氷羽子。そして、それを引き受ける奏。奏っちゃん、最後の最後まで智春を守っているのが印象的でした。

「わたしは、大丈夫。今の彼女には負けません。絶対に--」(P.213)

智春と契約した奏。しかし、それ以上に智春との絆を、つながりを感じているのでしょうね。だからこそ、氷羽子には負けないという絶対的な自信が生まれているのでしょう。そして、

きっぱりと告げる彼女の姿に、僕は胸が締めつけられるような感情を覚えた。

信頼とも不安とも違う奇妙な気分。それは操緒に対しても感じたことのない不思議な感覚だった。ああそうか、と僕は思い出す。これが人を好きになるということか--。

「嵩月・・・・・・!」

走り出した僕はすぐに足を止めて、嵩月のほうへと駆け戻った。操緒が見て見ぬふりをしてくれることを期待しながら、怪訝顔でふり返る嵩月を抱き寄せ、唇を重ねる。(P.213)

って、もう、智春!やりますね。智春の成長ですよね。

超弦重力炉では、塔貴也が待っていました。稼働した超弦重力炉には人間は入れない。黑鐵を中心部に飛ばしたら、その瞬間、智春を殺す。勝ち誇る塔貴也。そこで響く操緒の言葉。

『超弦重力炉は、止まるよ。誰にも止められない、なんて本気でそんなこと信じてるの?』(P.217)

『人間は、稼働中の重力炉には近づけない?じゃあ、悪魔だったらどうなの--?』(P.218)

そこに現れたのは・・・・・・、

『重力炉を破壊するのが、”一巡目”の世界の智春(トモ)の望みだったんだよ。だったらその願いを、あたしが聞き届けないわけがないじゃない!”一巡目”の世界の操緒(アタシ)が!』

自分の胸を押さえて、操緒が笑った。勝ち誇る出もなく、ただそれが当然の事実であるかのように、なんの迷いもない表情で。(P.218)

操緒格好良すぎです・゚・(ノД`;)・゚・私を何回泣かせれば気が済むんだよ、この巻。そして、重力炉を道連れに、非在化して消滅していく環緒さん(一巡目の操緒)格好良すぎる・゚・(ノД`;)・゚・ 大好きな智春のために。智春は死んでしまったけれども、それでも智春が望んだことを叶えよう。それによって自分が消滅してしまっても。これが操緒なんですよね。塔貴也の敗因は、相手を利用することだけしか知らず、絆を結べなかったことでしょうね。そして、絆の力を知らなかったからこそ、環緒さんの狙いに気づけなかった、と。

そして、最後の戦い。塔貴也に氷羽子も合流するが、既に非在化が始まった氷羽子では、奏っちゃんには勝てませんでした。

「魔力を手に入れることだけに目を奪われて、十分な愛情も、想い出も共有できない契約者(コンストラクタ)を選んだあなたは、わたしには勝てない・・・・・・だから・・・・・・」(P.223)

やはり、心では秋希のことしか考えていない塔貴也との契約では、氷羽子は十分な魔力を得られなかったようです。それだけ、蹴策が自分の記憶を失ってしまったことが悲しかったのかも知れません。それを考えると、やはり哀れに思ってしまいました。

そして、残るは炫塔貴也。しかし、勝負はあまりにあっけなく。

アスラクライン1310.jpg

1巡目の世界の冬琉会長から伝授されたもの。それは、秋希さんの剣技でした。

「冬琉会長に頼まれたんだよ、秋希さんの代わりにあんたを止めてくれって--!」(P.226)

冬琉会長は分かっていたのでしょうね。秋希さんを失った自分がどうしてしまうのか。それを自分では出来ないから、智春にその思いを託した、と。

秋希の剣技の前に動くことが出来ない鋼。そして、黑鐵の剣は鋼を貫いて・・・・・・。

 

終章。そして、終わりへと。

鋼が倒された塔貴也は、これ以上冬琉を傷つけられることを嫌がる。もしかして、塔貴也・・・・・・。

しかし、なんと冬琉会長は生きていた。何でも、副葬処女になっても、エクス・ハンドラーの魔力無効化能力が生きていたようです。そのため、鋼は剣と炎で貫かれましたが、冬琉会長は無傷だった、と。コレを全て悟っていた智春、すげー!

冬琉会長が助かったことを知り、安堵の啜り泣きをあげる塔貴也。結局、彼は失うことが怖かったのかなぁ、そんな気がしました。

そして、氷羽子にも救いが。塔貴也との決戦が終わった場に現れたのは、鳳島蹴策。そして、氷羽子に「おまえ、俺の妹になってくれないか」(P.233)と。蹴策には、氷羽子との想い出は残っていない。でも、想い出は今から作ればいい。そのことにようやく気づいた氷羽子。本当に良かった。心からそう思いました。

そして、最後に残されたのは神。戦いの場に向かう智春達の前に現れたのは、ニア、朱浬さん、瑶、律都、玲士郎、六夏、ひかり先輩、真日和、杏、玲子、樋口。最後の集結、という感じですね。こういう演出、大好きです。そして、ニアから、祝福のキスを唇にうける智春。役得すぎるwニアは、直貴が好きだ、と言っていましたが、智春のこともなんだかんだで好きだったんでしょうね。なにせ、ニアが好きな直貴は、元は智春ですからね。

そして、最終決戦に向かう智春。彼の傍らには、操緒。そして、奏との絆の証である、ドーターのペルセフォネ。

「だから操緒の願いはもう叶ってるの。操緒は智春(トモ)と一緒にいたかっただけだから」(P.244)

操緒の囁きに僕はきっぱりとうなづいた。そんな僕の頬に操緒の唇がそっと押し当てられた。

「・・・・・・操緒?」

驚く僕を見て操緒は悪戯っぽく目を細め、

「祝福のキス、だよ。それからこっちは、大好き!・・・・・・のキス」

振り返った僕の口を、自称”守護霊”の幽霊の少女の唇が塞ぐ。(P.246)

アスラクライン1311.jpg

もう、この辺がもう・゚・(ノД`;)・゚・ 最後の大好きのキス、と言うのが。なんだかんだで今まで智春への好意を現してこなかった操緒ですが、最後の最後に来た、という感じですね。智春の気持ちは奏に向いているけれども、それでも智春と一緒にい続けたい、そんな操緒が可愛いと思いました。そして、和狸先生、グッジョブです!渾身のイラストですよね。

しかし、神をほんの1頁で倒すのはどうかと思うんです。うん。えっ、という感じです。しかも、智春と操緒の出番、ここで終わりですしw

 

エピローグ。ここでまさかの和葉登場。どうも、和葉も既にアスラマキーナを手に入れているようです。そして、斜影体が彼女の傍にいる。そんな彼女は洛高に入学するために、兄の住んでいた鳴桜邸に引っ越してきて。アスラクラインの1巻に戻ってきた感じですね。三雲先生もおっしゃっていましたが。

そんな彼女の元に届けられたのは、一つの銀色のトランク。届けたのは、奏。

春が始まる--(P.258)

そんな言葉で物語はしめられていました。そして、これは和葉の物語の始まりであるんですね。確かに、もう少し後になったら和葉の出番が来る、とありましたが、まさかこういう意味だとは想像も出来ませんでしたよ。

とにかく、面白かったです。もう、一気読みでしたよ。確かに、戦いの描写があっさりしすぎているきらいがある、とかいちゃもんも付けられますが。無事に話が終わってくれたことに大満足です。でも、結局、智春と操緒がどうなったかは全く分からないんですよね。そして、和葉に届けられたトランク。これは何を意味するのか。智春の最後の望み、操緒を解放すること、に関係することなのか。気になることはたくさんありますね。

と言う事で、新たなアスラクラインの物語、待っています!

あ、忘れそうでしたwオススメ度ですが、

☆☆☆☆☆

もう超主観的であるんですが、最後まで素晴らしい物語を紡いでくれた三雲先生に☆5つを送りたいと思います。物語が微妙に終わってない、とかそんなの関係ねぇ、って感じですね。智春が守った2巡目の世界で、みんなが幸せに生きている、それだけで良いと思います。それに、これくらいの方が妄想できるというものですしw

ちなみに、アスラクラインという話はまだ少し続くそうで、短編とか後日談とかやるそうです。後日談は是非とも!という感じですね。そうですね、炫部長と冬琉会長、蹴策と氷羽子、第1生徒会、第2生徒会、朱浬さんと瑶、ニアと樋口、杏、玲子、律都、奏。10個の後日談はいけそうですね。是非とも、後日談だけでシリーズ、お願いしますw

 

さてさて、余談。先日、アスラクラインのアニメの記事をアップしましたが、こんな表示を見ました。

ブログを更新しようと思ったら.JPG

アップすると、こんな感じ。

こんな警告が.JPG

わたし、どんだけ~w

でも、文字数をカウントしたら、12千字くらいだったんですよね。何だ、原稿用紙30枚じゃないかwきっと画像が重かったのでしょうね。

アスラクライン19話の記事の分割の仕方がおかしい、と思われたかも知れませんが、そんな裏事情があるのでしたw


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コメント 17

うっちー

5万文字は半角(全角なら25000文字)で、HTMLのタグも含まれちゃいます

なので例えば改行するだけで

<p>文章</P>のように
文章:4文字
タグ:7文字
計13文字分必要になります

※Shift+Enterならタグは<BR>の4文字

色をかえたり、文字の大きさを変える場合も、タグがつきます

amazonの商品リンク追加とかもタグがかなりついたりします^^;


by うっちー (2009-11-08 00:11) 

パール

私は、TOP画像やサイドバーで文字数オーバーはよくやりましたが、本文でというのは絶対ありえないですね。
by パール (2009-11-08 00:21) 

まこたま

ゼノサーガはやっちまった感が大きかったですからね~。
KOS-MOSは魅力的でしたがw

>「絶対に、だいじょうぶだよ」くらい好き
どれくらい好きなのか分からないですww

アスラクライン完結したのですね。
読んでませんので、ザッとしか記事を読めなかった私を許して下さいw

>追記は50000文字
吹きましたww
さすがはtakaoさん…恐ろしい子…!ww
私はまだまだぬるかったという事が、証明された気がしましたw
by まこたま (2009-11-08 11:42) 

bapio

私もまこたま氏と同じく読んでませんのでほとんど理解できませんでしたw許してくださいw

ラスト吹いたww
文字数に制限があるなんて考えもしなかったww
すげええwww
キャプ画数といい、数々の記録を打ち立てていくtakao姉様、素敵ですww

アスラが泣いている。
アスラ・クラインですねwバッチリですww
by bapio (2009-11-09 17:37) 

mana

50000文字・・・だと?w
どんだけ~www
まぁ全角25000でタグ込みでも、なかなかその表示は拝めそうもないですねぇw
たぶんその表示が出る頃には私だったら廃人になってるかもww疲れきってww

でも先回の152キャプレビュー見て、また私も頑張ろうって勇気頂きましたw 
・・・来週は本気出すw
by mana (2009-11-09 20:49) 

bapio

takao姉様再び失礼しますわ(’-’*) フフ

manaさん所のコメント欄が九州3連発になってて面白かったですw
しいたけ、カステラ、火の国の3連打でmanaさん涙目ですw

私もちゃんぽんと皿うどん大好きですよ~!
一度本場のものを食べてみたいですね~。
こちらではラーメン屋さんにその2つのメニューがあることもありますが、リンガーハットで食べる事が多いですね!

我が家も土曜のお昼はうまかっちゃんでしたwww
コメント読んで吹いてましたww

カステラ王子なのにパスタが好物ってどうなんだよ(`д´)ノ
私はしいたけ嫌いなんですけどねw
by bapio (2009-11-10 16:28) 

takao

うっちーさん、nice!&コメントありがとうございます。

なるほど、全角だと25千文字ですか。それなら仕方ないですねw画像のタグも長そうですし。それは仕方ないと自分を納得させることにしました。冷静に考えれば、画像を150枚以上も使う私が悪いんですけども。

今回の件、たいへん勉強になりました。まだまだネットについて、ブログについて、パソコンについて勉強が足りないと痛感しました。本当にありがとうございます。
by takao (2009-11-10 22:08) 

takao

パールさん、コメントありがとうございます。

確かに、普通はtop画像とかですよねw本文は自分でもおかしいと思いました。次回から、画像減らします!
by takao (2009-11-10 22:09) 

takao

まこたまさん、nice!&コメントありがとうございます。

ゼノサーガ、エピソード1はまだワクワクしたんですけどね、個人的には。2はバトルが苦痛で苦痛で仕方なかったです。それでも、ダークエルディカイザー倒しているのはどうかと思うのですがwとにかくたいへんでしたw

KOS-MOSも、シオンも、ケイオスくんも、モモも、ジュニアも、エバランもお兄ちゃんも好きだったんですけどねwアレンは氏ねw

凄く好き、と言う事ですwツッコミありがとうございますw

アスラクライン完結しました。微妙に終わっていないのですが。結局、操緒と智春がどうなったか、分からないですしね。その話は、和葉の物語になりそうです。一体いつ始まるか、楽しみにしています。

そうですよ、追記は全角25000文字らしいですよ。まこたまさんも気をつけてくださいw私の場合は、画像を使いすぎただけなので、無問題ですw

おっかしいなぁ、こんなところで記録を作る気無いのにw
by takao (2009-11-10 22:14) 

takao

bapioさん、ごきげんよう。nice!&コメントありがとうございます。

全然OKですよ。誰得?がこの記事の目標なのでwごめんなさい、嘘です。気づいたらこうなっていました。好きすぎたのでしょうねw

わたくしも文字数制限なんてあるとは思っていませんでした(’-’*) フフまさかの事態ですよwおそらく、キャプ画像はまだまだでしょう。きっとmanaさんの方が多い、はず。・・・・・・ですよねw

はい、アスラが泣いているでアスラクラインです。アスラマキーナが泣いているように、と言う描写もあるので、間違いではないのですよw

それではbapioさん、ごきげんよう。
by takao (2009-11-10 22:18) 

takao

manaさん、nice!&コメントありがとうございます。

本当に、「なん・・・・・・だと・・・・・・」という感じですよw一体この表示を見たことがあるアホはどれだけいるのでしょうねw私の場合は、150枚にも及ぶ画像のタグが稼いでいるんですよ。大丈夫、本文は1万文字無いはずですからw

実は、この記事書くのに2時間かかっているんですよwこの時間で本が一冊読めた、と言うのが凄く切ないですよねwアホだなぁ、と思いました。

私も、来週は本気を出しますwでも、週末相変わらず忙しそうなので、あれかも知れません。パソコンを弄ろうと思っているので、それを記事にしようかなぁ?
by takao (2009-11-10 22:21) 

takao

おかえりなさいませ、bapioさん。何となく言ってみたくなりましたw再びの、コメントありがとうございました。

manaさんのところ、凄いことになっていますねw我々、九州の三連星、manaさんのブログのコメント欄を占拠しているような気がしますwわたくしを踏み台にした?!w

実はちゃんぽん、そんなに好きではないのですよ。長崎だと、ちゃんぽんは家庭料理、と言うイメージが合って。で、昔は野菜山盛りで麺を食べるまでに恐ろしい量の野菜を食べなくちゃいけない、とか、毎回スープの味が同じ、とかあったので。でも、最近はまた美味しく食べられるようになりましたw

皿うどんは結構好きですね。やはり、パリパリ麺が良いと思うのですよ。太麺とパリパリ麺のミックスも良いですが。ちなみに、わたくしちゃんとした店の皿うどん食べたこと無いのですよねw近所の大衆食堂の皿うどんが定番なので。それでも、結構美味しいのですけどねwリンガーハットは、定番です。うちの母も、チャンポン食べたくなったら、自分で作るか、リンガーハットですw

土曜の昼はうまかっちゃんw九州人の常識ですよねw

もったいない。椎茸、あんなに美味しいのに。まぁ、きらいな者は仕方ないですよね。麺類は結構何でも好きですよ。ただ、ラーメンに愛着がない、と言うだけなんですよ。ですので、ラーメンが国民食、とか言われても納得できないわたくしがいます。

まぁ、一番納得できないのは、狂牛病問題が出た時の「国民食の牛丼」ですが。どれだけ食生活が貧しい国民なんだよwと思った記憶があります。全く、適当なこと言いやがって、マスコミめ!と思った記憶があります。

それではbapioさん、ごきげんよう。
by takao (2009-11-10 22:31) 

takao

chokusinさん、nice!ありがとうございます。

takemoviesさん、nice!ありがとうございます。

usakoさん、nice!ありがとうございます。

優先さん、nice!ありがとうございます。

アロンダイトさん、nice!ありがとうございます。

ロックさん、nice!ありがとうございます。

xml-xslさん、nice!ありがとうございます。

ブラザーボブかきもとさん、nice!ありがとうございます。

直chanさん、nice!ありがとうございます。

秋月あきねさん、nice!ありがとうございます。

piporaさん、nice!ありがとうございます。

moeさん、nice!ありがとうございます。

cherryhさん、nice!ありがとうございます。

Lunamariaさん、nice!ありがとうございます。新しいプロフィール画像、可愛いですね。ステキです。

釣られクマさん、nice!ありがとうございます。

keiさん、nice!ありがとうございます。

ともゆきさん、nice!ありがとうございます。

カルディアさん、nice!ありがとうございます。

デブたんさん、nice!ありがとうございます。
by takao (2009-11-10 22:35) 

tamapu-

すごい!
5万文字を超えたとな! それは2時間かかりますってw

>tamapu-さんなら分かってもらえると思いますが
ええ!わかりますとも!
それぞれのキャラの熱い想い、本当の想い。想う人に対する愛、哀、会いたい想う気持ち。最後の環緒さん、玲志郎、冬琉、瑤、紫浬さん。

やっぱり原作はいいですね。
ひかり先輩も蹴策も出てきて大活躍。

奏が契約してからは強いこと強いこと。ずっと非在化に悩まされ、すぐ倒れてた奏が春の女神(ペルセフォネ)呼んでからは最強? この、対決が見たかったんですよ! 

最後の操緒のキス

「祝福のキス、だよ。それからこっちは、大好き!・・・・・・のキス」

うあ・・。戸松の声で私の頭の中反芻する・・・。すごくいい・・・。泣く。
DVD3巻のドラマCDでも結構うるうる来てましたが、音なしでこの威力。原作いいなぁ。もう一回読みなおそ!

和葉の話、読みたい・・・。
楽しみですよ、三雲先生。でも、アニメにはしないでくださいねw どうせ劣化ですからww

by tamapu- (2009-11-11 06:01) 

takao

tamapu-さん、nice!&コメントありがとうございます。

実は、5万文字越えたのはこっちでなくて、前回のアニメの記事だったりします。そして、そっちは4時間かかったりしますw私、我ながらアホですw

やはり分かってもらえましたか!嬉しいです!私がブログを始めた理由の一つに、自分が感じたものを共感したい!と言うのがあったので、かなり嬉しいです。

個人的には、最後の環緒さんは完全に死んだもの、と思っていたので凄く良かったです。もう涙止まらないし、鳥肌たつし。操緒の言葉がまた良いんですよね。

『重力炉を破壊するのが、”一巡目”の世界の智春(トモ)の望みだったんだよ。だったらその願いを、あたしが聞き届けないわけがないじゃない!”一巡目”の世界の操緒(アタシ)が!』

この台詞、凄く響きました。

奏っちゃん、最後の最後に大活躍でしたね。今までは、「夏目君を守る」と良いながら倒されることも多かったのですが、これこそ彼女の真の力ですよね。今まで思いを共有し、誰よりも強い力を得られる最高のパートナーを得た奏に対するのは、自分の兄の記憶を取り戻すために、利害が一致しただけのパートナーを持つ氷羽子、というのは対照的でしたね。確かに、氷羽子は一時的に力を得たかも知れませんが、それが長続きするわけもなく。13巻という長丁場ですが、ここら辺に長辺シリーズの良さが出るなぁ、と思いました。

最後の操緒のキス、良かったですよね。操緒って、正直に智春に気持ちを伝えたの、これが最初ですよね。斜影体だから、決して触れることは出来ないのですが、それでも操緒の気持ちが伝わる、と言うか。戸松ちゃんの声で反響しますよね!アニメでは、絶対に一言一句変えないで欲しいです!

和葉の話、読みたいですよね。智春が、操緒が、奏っちゃんがどうなっているのか、どうなるのか凄く気になりますよね。多分、書いてくれるとは信じていますが、どうなるか。

多分、アニメ化は無いでしょう。やるにしても、せめてセブンアークスでは無くって、J.C.STAFFにして欲しい。こっちも不安ではあるんですけども。
by takao (2009-11-12 23:37) 

takao

おどんとグリフスさん、nice!ありがとうございます。

shinさん、nice!ありがとうございます。

アリア・ポコテンさん、nice!ありがとうございます。

aspirebeatさん、nice!ありがとうございます。

ミナモさん、nice!ありがとうございます。
by takao (2009-11-12 23:40) 

takao

noriyukiさん、nice!ありがとうございます。
by takao (2009-11-17 21:52) 

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