So-net無料ブログ作成

『アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者』1,2/榊一郎 [講談社]

(あらすじ)

アウトブレイク・カンパニー~萌える侵略者~1
アウトブレイク・カンパニー
萌える侵略者1
特集ページはこちら

著:榊一郎 / イラスト:ゆーげん

異世界交易の切り札は『萌え』だった!?

高校中退状態の慎一が、セッパつまったあげくの就活で得たのは、ファンタ ジー世界で、おたく文化を伝導するという仕事!?

ほとんど騙された形で連れ て行かれた場所は、ドラゴンが宙を飛ぶ、まさに異世界だった! が、このあ まりにも異常な状況と展開でも、生粋のおたく育ち・慎一は苦も無く適応!!  マジで、ハーフエルフの美少女メイドさんや美幼女皇帝陛下とラノベ朗読で親 交を深める萌え展開に。だが、世の中はやはり甘くない。慎一の活動に反感を 持つ過激な勢力がテロを仕掛けてくる。さらに、その慎一の活動そのものにも 何やらキナ臭い裏が!? 『萌え』で、世の中を変革できるのか? それとも 『萌え』が、世界を破滅に導く!?(1巻)

富士の樹海に開いた異世界への通路、その先は『神聖エルダント帝国』に、
ドラゴンが宙を飛ぶファンタジー世界へと通じていた。この異世界へ日本政府の要請で
オタク文化伝道をすることになった加納慎一。
最初の混乱と騒動をなんとか乗り越えて、じょじょにハーフエルフの美少女メイド・ミュセルや美幼女皇帝ペトラルカとの親睦を深めていき、いい感じになりつつあったが、そうは世の中、甘くない。実は異世界はいまだ戦争状態、ほかの国からスパイが潜入。
さらに政府の裏の意図に気づき、だんだん耐えられなくなっていく慎一が取る思い切った行動に、日本側も冷酷な反応を返してくる。
今度こそは、プロ対プロの本気の戦いが勃発する!!(2巻)

共に講談社ラノベ文庫ウェブページより


アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者1 (講談社ラノベ文庫)

アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者1 (講談社ラノベ文庫)

  • 作者: 榊 一郎
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2011/12/02
  • メディア: 文庫



アウトブレイク・カンパニー~萌える侵略者2 (講談社ラノベ文庫)

アウトブレイク・カンパニー~萌える侵略者2 (講談社ラノベ文庫)

  • 作者: 榊 一郎
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2011/12/28
  • メディア: 文庫



アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者1: 1 (講談社ラノベ文庫)

アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者1: 1 (講談社ラノベ文庫)

  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2011/12/02
  • メディア: Kindle版



アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者2: 2 (講談社ラノベ文庫)

アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者2: 2 (講談社ラノベ文庫)

  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2011/12/28
  • メディア: Kindle版



感想は追記にて
(感想)

お久しぶりの更新です。なんだかんだで前回の更新から2ヶ月になりました。この期間ラノベを読んでいたか、と言われるとそんな事は全くなく。時々ネクサス7のkinoppyでライトノベルを購入して読むような感じでした。バックライトがあるので部屋の灯りを消しても読めることがメリットに感じて、最近は紙の本よりもネクサス7で本を読んでいました。
読んだ冊数に関しては駄目な感じでしたが、徐々に更新していこうかと思っています。以上、近況でした。

ここから感想です。

講談社ラノベ文庫創刊ラインナップの一つの『アウトブレイク・カンパニー』。アニメ化決定と言うことで読んでみました。

あとがきによると、「ファンタジー世界に株式会社があったら変だよな」という感じのところからスタートしているようです。

日本に異世界との道が開き、そこから異世界との交流をすることになった。そこで持ち出されたのが「萌え文化」。言葉の通じない異世界との交流で一番関心が高かった萌え文化での交流をすることになり、萌え文化を広める会社の社長として元引きこもりの主人公が異世界で萌え文化の伝道師となり活動していく、というような感じでしょうか。

物語としては2巻までで一つのシリーズといった印象でした。1巻がぶつ切りで終わっているような印象になっているため、読むなら2巻まで買ってきて読むのが正解かと思います。

まず感じたのは、作者のライトノベル作者としての巧みさでした。1巻の途中まではひたすら世界観やどうしてこんなことになったのか、という解説がメイン。とにかく説明が続いていた感じですが、下手な作家だとここで飽きてしまいそうな展開でしたが、ここをうまく読ませるようにしていると感じました。この辺、異世界との交流をテーマにしている部分の影響もありそうです。

1巻でちょっとした事件が勃発。それが2巻まで主人公に心に刺さる棘となり、主人公がその解答を自分なりに出す。ここでようやく物語が開幕した、と感じました。その棘となるのが、サブタイトルにもありますが、萌え文化を伝導しようとする主人公は「異世界からの侵略者」ではないか、というものですが。なかなか面白くかつ大きなものをテーマにしたな、と感じたのですが、読み終わってみると意外とあっさりと解決した印象でした。

ただ、個人的には非常に納得できない展開だったかなぁ、と。あまりに日本政府の描き方が納得できないというのが大きなところなんですけども。一体なぜ、日本政府は「侵略」という行為に固執するのか。主人公が出した答えというのものも、現実世界で実際に行っていることであり、日本政府としても決して受け入れられないものであったはずなんですよね。それを突っぱねる理由とは一体何なのか。2巻最後の展開についても、あまりに計画がずさんすぎるし、情報が共有されていないし。ライトノベルらしさを生かしてライトノベルらしからぬ(と言ったら大げさかもしれませんが)割りと哲学的なテーマを持ち出してきたにもかかわらず、キャラや政府の造形はあくまでも「ライトノベル」しすぎているのが納得できなかった原因だったと自分では勝手に判断した次第です。

物語としては、個人的には釈然としないものは感じましたが。キャラクター造形自体はさすが長年、さまざまなレーベルで作品をリリースし続けてきた作者だけあって、基本を押さえた感じだったと思います。イラストにゆーげんさんを起用したことで、キャラクターの魅力が相乗効果で高まっているのは、うまいですね。ハーフエルフとかちびっ子女王とか、狙い過ぎの気もしますが。

1巻読み終わったときは「これは」という感じで2巻まで一気に読んだのですが、2巻がそれなりだったので3巻に手を出すか、と言われたら微妙かもしれません。標準はクリアしていると思うんですけども、詰んでいる本の冊数と時間を考えると、どうしても続きが読みたい、とはあまり思えないかな。アニメ化の際、ここまでを何話で終わらせるのか、ということには興味が沸きましたし、アニメを観て続きを読むか判断しようと考えています。
ブログパーツ
コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました