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『灰と幻想のグリムガル level.8 そして僕らは明日を待つ』/十文字青 [オーバーラップ]

〈作品紹介〉

TVアニメ話題沸騰!!

幾多の危機を越えグリムガルへの帰還を果たしたハルヒロたち。
しかし、戻ってきたとはいえ、出口の先は人間族の勢力圏から遠く離れた土地だった。
偵察に出たハルヒロとユメは、幸運にもクラン「暁連隊(DAYBREAKERS)」に所属する〝颱風(タイフーン)〟ロックスたちと出会う。
だが彼らはある目的のため、オークや不死族の集団と戦っており、ハルヒロたちも、更には残っていたランタとメリイ、クザクとシホルの4人も別々に行動し、戦闘に巻き込まれてしまう。
ようやく戻ってきた世界でも、待っていたのは仲間と更なる出会いと戦いだった。

灰が舞い、幻想を越えた先に何が待つのか、いまはまだ誰も知らない。 

 

文庫版



 

Kindle版


灰と幻想のグリムガル level.8 そして僕らは明日を待つ (オーバーラップ文庫)

灰と幻想のグリムガル level.8 そして僕らは明日を待つ (オーバーラップ文庫)

  • 出版社/メーカー: オーバーラップ
  • 発売日: 2016/03/25
  • メディア: Kindle版

 

感想は追記にて。

〈感想〉

アニメ版の方は、記事を書いている時点でまもなく最終回ですが、原作の方もアニメに合わせるようにリリースされました。アニメの方もなかなか楽しませてくれた作品ですが、原作はそれに負けないかのようにますます盛り上がっています。

この巻の個人的な印象は、「これからのパーティーとしての成長」です。今回、パーティがバラバラになりました。そのため、それぞれの内面が描かれました。これが新鮮でした。これまでは、ハルヒロがテンパリながらも、なんとかパーティをまとめようとしてきた面が強く描かれていました。しかし、今回はそれではダメだ、とハルヒロ以外のメンバーが感じていることが分かりました。シホルは、前の巻ですでにその兆候はありましたが、それ以上に深く考えていたし、他のメンバーもハルヒロの負担について考えていたんだなぁ、と。この展開を経て、もっともっといいパーティになっていきそうです。

そして、パーティの結束という点では、この巻と次の9巻が一つのターニングポイントになりそうな展開になってきたのが興味深いです。向かい合うことで改めて感じる相手の長所、というところもあるでしょうし、この巻でも描かれていましたが。「そして僕らは明日を待つ」がサブタイトルですが、迎えた明日がどうなっているか、楽しみで仕方ありません。

 

もう一つ注目点を挙げるとすれば、パーティの恋愛模様でしょうか。ランタの態度は薄々「そうなのかなぁ。でもランタだしなぁ」なんて考えていたのですが、文章としてその可能性を提示されたことは大きかったです。となると、次の巻のキーパーソンは、ユメなのかな、と予想しちゃうんですが。

そして、メリイです。前の巻の展開から、ハルヒロとメリイの関係が大きく変わりそうな予感がして、この巻はじらし、というところでしたが。

ハルヒロ。ーーハル。
助けて。
ーーそれだけは、口にしたらだめだ。考えてもいけない。ただでさえ弱っているのに、もっと脆くなってしまう。

もうこれだけで大満足です。 メリイの中のハルヒロの存在の大きさ、ですよね。アニメ見ていると、確かにそれこそパーティの仲間を殺した、という自己嫌悪から救ったのはハルヒロでありますし、それだけで大切な人、なんですけども。だんだん、それが表にできたのはすごくいいです。

ハルヒロの方は、ハルヒロの方でメリイを救うために交わしたあの約束。迷いもなくやっちゃうところがよかったです。あれ、ランタだったらどうしていたんだろう、なんて考えちゃダメでしょうね。

 

序盤こそ、前巻のあれはまるでなかったかのようにさらっと始まって、「あれ?」なんて感じでしたが。途中盛り上げ、最後にまた強烈な引きを残して、面白かったです。さて、この展開でどうなっていくのか。期待したいです。

アニメの方はもう終わってしまいますが、原作の方はまだまだ続きそうです。クセはある文章ですが、面白い作品ですので、アニメが好きだった方は是非とも原作を手にとっていただいてほしいです。 


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