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『お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないようねっ 6』/鈴木大輔 [メディアファクトリー]

(あらすじ)

アナスタシアの恋愛事情が明らかに……? 

那須原アナスタシアは悩んでいた。「どちらがよりマシな選択なのかしらね――昨日から穿いたままのパンツで学校へ行くのと、いっそパンツを穿かずに学校へ 行くのと」 そんなアナスタシアの心の動揺に気づくのはただひとり、秋子のみ。いつものように彼女に憎まれ口をたたきながら、アナスタシアはふと思い出 す。六年前に出会った、誰より可憐で愛らしく、だけどその美貌をわずかに翳らせた転校生、有栖川秋子の姿を。――聖リリアナ学園において「八十二期の二輪 差し」と謳われる二人の少女の馴れ初めが、いま明かされる! 大人気ブラコン妹ラブコメ、在りし日の想いをつむぐ第6巻! その他にもエピソードてんこ盛 りでお届けします!  (MF文庫Jオフィシャルウェブページより)

お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ 6 (MF文庫J)

お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ 6 (MF文庫J)

  • 作者: 鈴木 大輔
  • 出版社/メーカー: メディアファクトリー
  • 発売日: 2012/05/24
  • メディア: 文庫

感想は追記にて

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『聖剣の刀鍛冶 #12.Sacred Sword』/三浦勇雄 [メディアファクトリー]

(あらすじ)

全市民の耳目を集めることとなったセシリーのプロポーズから数日、市民の移住計画と平行して騎士団による封印の再強化計画もまた開始されていた。ブレア火山の洞窟奥深くに広がる“氷の真”に幾本もの聖剣のレプリカが突き立てられる。
その光景は、まるで墓標。--そしてこの計画が、新たな事態を引き起こすことに。一方、キャンベル家のメイド・フィオはセシリーのためにウェディングドレスを用意していた。かたやルークもまた、セシリーのためにリサとともに“ある刀”を打つ。やがて来る帝国との最終決戦を前に、一条の光がこぼれ射す、最新巻!!

(感想)

セシリー、ついにウエディングドレスですよ、ウェディングドレス。手に持つのは、聖剣。いよいよシリーズラストの戦いが幕を上げることを感じさせる最新巻でした。

衝撃的なセシリーのプロポーズとその結末で終えた11巻。そこから始まった12巻は、セシリーとルーク、二人が夫婦として共に歩き始めることを描きつつ、今までふせられていたことが明かされ、さらに最終決戦に向けてのお膳立てが行われました。

何はなくても、まずはセシリーとルーク。この二人の結びつきの強さがこの巻の印象を強めていたと思います。聖剣の刀鍛冶と、聖剣の鞘という二人の出会い。ルークに惹かれつつも、不器用さ故に本心を出せないセシリー。セシリーに惹かれつつも、リーザのこと、これまた不器用さ故に本心を出せないルーク。その二人がようやくお互いの気持ちを確認し合ってからの日々。それは表面上、今までとあまり変わらないように感じられました。しかし、お互いの気持ちがわかっているからこそ、そこに込められた相手の思いの強さが実感されていたように思います。これこそ、今までたくさんの試練に耐え、過酷な運命と闘ってきた二人に対するご褒美としては最高のもののように思います。

そして、もう一つの見所は、帯にも書かれた「アリア、復活。」。これでしょう。セシリーのそばにあり続け、過酷な戦いの果てに倒れたアリア。復活の道筋を見せつつ、今まで沈黙を保っていた彼女のようやくの復活。その復活は予想どおりのものでした。生まれ変わったアリア。読者としては、賛否が出そうなその復活ですが、ひとまず良かったと思います。セシリーが言うように、「もう一度始め」る二人の絆。楽しみなところです。

聖剣の登場、次世代の聖剣の完成。ルークの視力。シーグフリードの出生。エドヴァニについて。初代ハウスマンの悪魔のような実験。今までふせられていたこと、懸案事項が一気にオープンになったのも12巻の特徴だったと思います。これで、隠されていることはもう全てが明かされたように感じます。そして、エピローグ。いよいよ最後の戦いの幕が開けられたことを感じさせる展開に胸が熱くなりました。最後は、セシリーの絆と信じる正義VSシーグフリードの絶望、と言う展開になるでしょうか。楽しみです。

そして、今回は挿絵が良かった。いつも素敵なイラストを見せてくれる屡那さんですが、今回はさらに良かったと思います。それぞれのキャラの持つ感情までが伝わってきそうなイラスト。特に、セシリーの挿絵は、彼女の優しさ、凛々しさ、幸せがあふれ出しているように感じられました。本編の内容と挿絵が見事な相乗効果を見せてくれる、そんなすばらしさでした。

物語もいよいよクライマックス。作者もあと二、三冊くらいで完結とのことです。絶望的な展開が続いてきただけに、これからのセシリーの反撃を楽しみにしたいです。

聖剣の刀鍛冶12 (MF文庫J)

聖剣の刀鍛冶12 (MF文庫J)

  • 作者: 三浦勇雄
  • 出版社/メーカー: メディアファクトリー
  • 発売日: 2012/03/22
  • メディア: 文庫

 


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『聖剣の刀鍛冶 ♯11.Women』/三浦勇雄 [メディアファクトリー]

(あらすじ)

ルークの変調をリサから明かされたセシリー。ルークは頑なに隠そうとしているが、セシリーとリサは互いに彼を支えることを心に誓う。ルークとの関係をどのようにするべきか悩んだセシリーは母に、亡き父との馴れ初めを聞くことにするーー。一方、軍国ではゼノビアが付き人のシャーロットとともに城を抜け出し、大陸を包む不穏な空気に萎縮しかねない市井の声を聞くべく町中へ繰り出していた。また他方、帝政列集国のフランシスカは、主に従属するヴェロニカから見出そうとしていた……。穏やかな日常の中で覚悟を固めていく女たち、心底に銘を切り、居並ぶ!!(裏表紙より)

(感想)

決死の覚悟でルークの前に立ち、彼の右目から光が失われていることを知る、と言う衝撃的な展開で終えた10巻。それから1年。ようやく発売された11巻は、短編集という形でした。雰囲気も日常の話、という感じで、柔らかい印象。しかし、最後は『聖剣の刀鍛冶』らしさを見せてくれたように思います。

サブタイトルは「Woman」と言う事で、まず4人の女性のエピソードが描かれていました。25-1話が、セシリーの父・チェスター・キャンベルとセシリーの母・ルーシー・ハーグリーヴスの馴れ初めの物語。25-2話が騎士団のセシリーの後輩、ヘイゼル、ヒルダの日常。25-3話が、軍国でのシャーロットの奮闘劇。そして、25-4話が帝政列集国のフランシスカの感情の戸惑いの答えの物語。そして、26話がそれを受けて、セシリーがルークとの関係に答えを出す、と言う構成でした。

とにかく一つ一つの物語のバラエティが豊かでした。恋、日常、ドタバタ、悩み。それぞれがそれぞれで非常に良い味を出していました。10巻の展開を受けて、一体どうなるか、と楽しみにしていたところでこの展開だったので、若干じらされたような印象は受けました。しかし、それぞれのお話が非常に楽しかったので、物語自身を楽しむことができたかな?と思います。そして、どのお話も印象的だったなぁ、と言う感じがしました。

1つ目は、ルーシーの押しの強さに脱帽。この母にして、このセシリーありか、と思わせる内容でした。……が、セシリーはさらに上をいちゃった感がありますがw2つ目は、主人公の周りの人々の物語。悲惨な状況に置かれることが続いていますが、この強さがあればいくらでも立ち直れるのではないか、と感じました。3つ目は、シャーロットの貴族としての資質、と言うものが感じられました。そして、少女王のしたたかさが素敵でした。4話は、フランシスカの意外な一面が見られたのが楽しかったです。しかし、あの言葉での決断。今後強力な敵として立ちふさがるんだろうな、と感じさせてくれました。

そして26話。遂に牙をむく帝政列集国。物語はいよいよ大詰めに向かっているんだな、と言う事を感じさせてくれました。しかし、何よりこの物語で注目すべきは、セシリーの決断でしょう!実に男らしい彼女の行動。そこら辺のラノベ主人公のへたれどもにも見習って欲しい、と思うような実に潔い行動でした。ここまでされたら、ルークも自分の本心をいつまでも隠すことはできないよね、と。とにかく、おめでとう!

そんなこんなで幸せな結末で終えるのか、と思っていたら、エピローグにとんでもない展開が待っていたのが凄かったです。いや、正直この展開は読めていました。しかし、まさかここでそれが打ち明けられるとは。そして、それにも意志があるとは。わずか2ページ、14行の文章でしたが、鳥肌が立つようでした。見せ方が、ここしかない、と言う展開で素晴らしかったです。秘密を秘密のままにしない『聖剣の刀鍛冶』という作品の面目躍如、という印象でした。

と言う事で、10巻からの展開を受けて、肩すかしか、と見せかけて最高の展開を見せてくれたな、と思います。セシリーとルークの関係に答えが出ました。帝政列集国と軍国・独立交易都市同盟の正面衝突が避けられなくなり、それも間近に迫っていることが感じられました。そして、遂にアリア復活の展開の道筋が見えました。今後怒濤の展開を迎えるための、小休止として、非常に意義のある巻だったと思います。

特に、アリア復活の道筋が見えたのは良かったです。いつまでもアリアが復活しないことに、何らかの秘密が絡んでいることは予想できていましたが。予想どおりの展開になってきたな、と言う印象です。そして、シーグフリードはこの事実を知っていたからこそ、銘無しをつくるような実験をしていたのでしょうね。アリアが次に目覚めるとき。一体どんな彼女として復活するのか。非常に楽しみです。

1年間待たされましたが、満足できる内容でした。これが見られたら満足せざるを得ない、と言う感じもしますが。しかし、次はなるべく早く出て欲しいなぁ、と願うばかりです。

聖剣の刀鍛冶  11 (MF文庫J)

聖剣の刀鍛冶 11 (MF文庫J)

  • 作者: 三浦勇雄
  • 出版社/メーカー: メディアファクトリー
  • 発売日: 2011/11/23
  • メディア: 文庫

 


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『僕は友達が少ない 7』/平坂読 [メディアファクトリー]

あらすじ
長谷川小鳩の誕生日パーティーも無事に(?)終わり、ふたたび学園祭に備えての活動を開始する隣人部のメンバーたち。紆余曲折の末、文化祭の出し物の内容は映画作りに決定し、脚本は夜空が担当することに。だが、やたらと小鷹との過去の関係を強調する夜空と他の女子部員たちとの間に不穏な空気が流れ始める。そんなおり、小鷹と星奈との間にも実は『特別な関係』があったことが発覚し、さらには隣人部のジョーカー、志熊理科までもが動き出す。大人気残念軽ラブコメディ第7弾、リア充たちの祭典を前にしても物語はついに佳境を迎える……かも。(裏表紙より)

感想
どうも、誰がなんと言おうと理科派、takaoです。今回は今更ながら、『僕は友達が少ない』7巻の感想を。読んだのが少し前になりますので、忘れている部分もありますが、その点御了承いただけると幸いです。


「だって理科たちは、もう友達じゃないですか」(P.11)

こんな印象的な言葉から始まる7巻。そして、この巻がこの物語を展開上、重要な意味をしめる巻になっていたと感じました。そして、それを引き出したのが、この物語のジョーカーである志熊理科であった、という事は必然だったんだろうなぁ、と感じました。とにかく、今までいろいろな人から指摘されてきた「隣人部はすでにリア充だろう」ということに対する、答えの巻だったように思います。

そして、「隣人部がリア充ではない(と認めていない)わけ」というのが、分かってみたら、あまりにもあんまりな内容だった、というのも印象に残りました。確かに、その気持ちは分からないでもないですけども。ただ、結局それでは今の「僕は友達が少ない(というかいない)」という状況に変化は見られないのになぁ、と。今の状況がなまじ気持ちいいから、という事も影響しているのでしょうね。おそらく、周りのメンバーの態度からして、今のままでいい、と思っているのは小鷹だけ。となると、小鷹の心境が変化するか、それとも変化せざるを得ない状況になるか。物語がさらに一歩進むためにはそのことが必要だと感じました。とはいえ、ライトノベル的にいうと、変化せざるを得ない状況になる、という可能性が一番高いように思います。果たしてそれを生み出すのは、またまた理科なのか、それとも夜空と星奈なのか。はたまた、大番狂わせで幸村なのか、というところが気になります。マリアが無邪気に指摘する、という可能性が無きにしもあらずかな?

そして、この巻で印象に残った、もう一つのことが、おそらく初めて垣間見せた「夜空の弱さ」の部分だと思います。遂に、自分と小鷹がかつて親友であったことを思いだしてもらえたのですが、星奈と小鷹が結婚することになっている、という情報によって、夜空の中に焦りが生まれたのかなぁ、と感じました。「かつて親友であった」ということが共通理解されたことから、小鷹を求める気持ちが強まっていた影響も大いにあるでしょうね。

今まで、傍若無人。とにかく星奈を弄り倒す側であった夜空が、星奈に弄られ、屈するというのはなかなかに新鮮な展開でした。そして、ここで際立ってしまったのが、自分と小鷹との関係に執着するばかりに利己的になってしまった夜空と、(小鷹との関係を意識してなかったにせよ)隣人部全体のことを考えて行動した星奈との好感度の差かな、と感じました。夜空が初めて見せた人間的な部分であるだけに、親しみを感じるか、嫌悪感を抱くか、難しいところでは無いかと思います。

そして、隣人部ではなにげに小鷹争奪戦の幕が静かに切って落とされているようですが。この辺の展開は今後でしょうね。

そんな感じで、展開的には重要な意味を持っていた7巻ですが、ギャグの方も健在。相変わらず笑わせてもらいました。このギャグと若干のシリアステイストを混ぜた感じで今後は物語を展開させるのかな?と感じるところです。相変わらずの展開に、マンネリを感じる、という意見も時々見かけますが、個人的には今後も楽しめそうかな、というところ。とりあえずは、次の関係への扉を開くのが誰なのか、楽しみにしたいと思います。


僕は友達が少ない7 DVD付き特装版 (MF文庫J)

僕は友達が少ない7 DVD付き特装版 (MF文庫J)

  • 作者: 平坂 読
  • 出版社/メーカー: メディアファクトリー
  • 発売日: 2011/09/21
  • メディア: 文庫



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『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 上』/岡田麿里. [メディアファクトリー]

MF文庫Jじゃなくて、MF文庫ダ・ヴィンチなんですね。ちなみに、私はアニメの方を観ていません。

あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。(上) (MF文庫ダ・ヴィンチ)

あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。(上) (MF文庫ダ・ヴィンチ)

  • 作者: 岡田麿里
  • 出版社/メーカー: メディアファクトリー
  • 発売日: 2011/07/22
  • メディア: 文庫

 

表紙がいいですよね。花とその中にいるめんま。

さてさて、アニメの方は録画しているものの全然見ていない状況の私。皆様の評価も非常に高いので、いつの日か観よう(という時は、一生見ないルートなのですが)と思っていたら、ノベライズが出たので読んでみた次第です。ちなみに、これは『ダ・ヴィンチ』で連載していた物を加筆修正した物らしいです。……連載していたこと、全然知らなかったw

アニメの方は全然観ていないので、どんな感じかと思ったのですが。とにかくワンエピソードが短いというのが読み始めてすぐに感じたこと。それは、各キャラの心情表現部分だったりするのですが。ただ、各キャラの思いがどういうものかよく伝わってきて、非常に興味深かったです。じんたんが超平和バスターズのリーダーとして、何よりもプライドを持っていること。あなるのじんたんへの思い。ぽっぽのじんたんに対する信頼。ゆきあつのじんたんに対する屈折した思い。そんなゆきあつに対する鶴子の覚悟。

作品の設定自体は、正直ありがちかな、と感じる部分も多かったです。泣ける、と言う話はよく聞いていたのですが、読んでいてなるほど、これは泣きの要素がちりばめられているなぁ、と。ただ、その部分で各キャラの心情がハッキリと伝わってくるので、非常に心を打つ物がありました。なるほど、確かにこれをアニメで観ていたら、私も泣いていただろうなぁ、と感じながら、涙ぐんでいました。

アニメの方とは展開が入れ替わっているようですが。この巻では、超平和バスターズの5人が、めんまの存在を認めるまで描かれています。めんまの幻影にすがるゆきあつが、その幻影を打ち砕かれるまで、ですかね?とにかく、200ページ程度の本なのですが、各キャラが苦しんで、ぶつかって、苦悩して。とにかく、「生きている」という印象を受けました。特に、主人公?のじんたんの描写がよかったですね。誰よりもリーダーであろうとした過去。めんまが死んだ時に、負ってしまった心の傷。現状に対する葛藤と、そこから立ち直ろうとするところがよかったです。

そして、個人的にはよかったと思うのは、鶴子がゆきあつのために傷つく場面。ここで突然文字が太くなっているのが意味深でしたが。ここが小説オリジナルエピソードなのかな?と、読書メーターで書いている方がいらっしゃいましたが。この場面、なかなかに心を打ちました。痛い。でも、相手を思うからこそ出来る行動なんですよね。そのけなげな行動がいいなあ、と感じました。

さて、下巻はめんまの願い叶えるために、超平和バスターズが動き出す展開になるのでしょうが。果たして、めんまの願いとは何なのか。じんたんは救われるのか。あなるの思いはどうなるのか。ゆきあつと鶴子はどうなるのか。非常に気になるところです。上巻が7月号連載分まで、ということで下巻が出るのはまだまだ先になりそうですね。楽しみに待ちたいと思います。

この小説読んで、アニメの人気が出る理由がよく分かりました。お話がしっかりしていますものね。私もアニメを観ないと!という気持ちになりました。下巻が出るのを待つか、アニメを先に見てしまうか、悩ましいところですが。


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『お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ 2』/鈴木大輔 [メディアファクトリー]

でも,血はつながっていませんw

お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ2 (MF文庫J)

お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ2 (MF文庫J)

  • 作者: 鈴木 大輔
  • 出版社/メーカー: メディアファクトリー
  • 発売日: 2011/03/22
  • メディア: 文庫

とある事情から,離ればなれになっていた兄妹が,数年ぶりに一つ屋根の下に暮らすことになった秋人と秋子。秋人を心から愛する秋子に対して,秋人は相変わらずいけずな対応。そんな仲のよい兄妹だが,秋子の頭を悩ませることが一つ。兄妹が通う聖リリアナ学園の生徒会長の二階堂嵐(異常性欲),副会長の那須原アナスタシア(無表情で下ネタ好き),秋人を追って転校してきた親友で生徒会会計の猿渡銀兵衛春臣(武士言葉を使う。ただし女性)が秋人を気に入っていること。秋人はそのことに気づいていないようだが。
ただ,秋人を狙う3人も,秋子は危険な存在。しかも,思った以上にシスコン,と言うことが判明したため,3人は一時的に手を組むことに。そして,手始めに3人の家を家庭訪問させるのだが。

 

展開は,ギャルゲーの個別ルートを組み立てて一つの流れになるような感じですね。始まったばかりのシリーズなので,各キャラを掘り下げるということでよかったのではないでしょうか。その分,キャラとキャラとの横の絡みは少ないので,その辺は好き好きが出るかも知れないですね。それほど大きい問題ではないと思いますが。

この巻は,とにかくキャラが良かったです。この巻のテーマは,「ギャップ萌え」かな?嵐,アナ,銀兵衛の3人の家に家庭訪問に行くのですが,そこでそれぞれのキャラの意外な姿がよかったです。やっぱりギャップって大事だなぁ,と感じさせてくれました。いや,銀兵衛に関しては,単純に話し言葉と,時々出てくる彼女の挿絵とのギャップかも知れませんがwどうしても,あの顔からこの言葉が発せられているとは思えないのですよね。もしアニメ化した時に,人気が出るのは意外と銀兵衛みたいなキャラなのかなぁ,なんて思いました。

そんな周りの面々をものともせず,我が道を行ったのが妹の秋子でした。いや,表紙がアナでしたし,カラーページもアナ押しだったので,秋子の出番が少なくなるのではないかと心配したのですが。杞憂でいた。とにかく反応が良い。打てば響く,というような反応。素直に兄の秋人に好意を打ち明ける素直さ。兄が好きだからなんだかんだ言っても最後は素直。褒められたら嬉しくなってつい調子に乗ってしまうところ。そして,時々交じる死語(いけず)。もう,個人的には秋子がダントツで可愛いと思うわけですよ。だから,妹の出番が思ったより多かったのは素直に嬉しかったですし,にやにやしながら読むことができました。いや,これ秋人の言うとおりですよ。秋子は弄られている姿が可愛いw

ただ,この巻のインパクトは,最後の秋人の本性にあるでしょう。おかしいなぁ,秋人って,他のキャラと違って常識人だと思っていたのですが。秋人,お前もか,という感じでした。まぁ,秋子がアレなことを考えると,秋人がこれでも当然,といえるでしょうけども。

そして,3巻への引き。これが絶妙。わずか1行の次回予告なのに,こんなに次の巻が楽しみになる引きになるとは!最後の到達点は見えているのですが,そこに到るまでどれだけ秋子の可愛い姿が見られるか,楽しみです。


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『精霊使いの剣舞 2 ロスト・クイーン』/志水祐 [メディアファクトリー]

後書きによると,1巻の重版がかかったようで一安心。内容的にも3巻は越えられそうで嬉しい限りです。……これでまた3巻で終わったら,怒りますよw

精霊使いの剣舞2 ロスト・クイーン (MF文庫J)

精霊使いの剣舞2 ロスト・クイーン (MF文庫J)

  • 作者: 志瑞 祐
  • 出版社/メーカー: メディアファクトリー
  • 発売日: 2011/02/25
  • メディア: 文庫

精霊剣舞祭(ブレイドダンス)まで2ヶ月を切る中,精霊剣舞祭参加を目指すカミトは,クレアとチームを組み学内ランキング戦に参加していた。しかし,今度の精霊剣舞祭は1チーム5人の集団戦。カミトはと言うと,チームはメンバーと二人だけ。ここの能力は優れているものの,チームワークにも難があり結果は奮わないものとなっていた。
そんなカミトの元に,学院長から呼び出しがかかる。学院長はそこで,学院への転入生。フィアナを紹介し,同時にカミトにSランクの任務を命じる。フィアナを同行した任務になるのだが。カミトの正体を知るフィアナは積極的にカミトに迫り。それに対して,クレアは内心穏やかではなく。

 

相変わらず,既存の作品と似たところが目立つ本作。女の子とのやりとりとか,クレアの反応とか,某レーベルの某使い魔作品とそっくりでしたw声を震わせる表現とかですね。それ以外にも,精霊剣舞祭の出場のためのランク付けとか,微妙に某レーベルの某エデン作品を思い出したりしますので。ただ,それで作品がおもしろくなっていると思いますし,女の子が可愛いので気にしない方向で行くことにしました。ただ,気になる人は気になるんだろうなぁ,と言う感じですね。

今回登場したのが,オルデシア帝国第二王女・フィアナ。ただ,彼女はとある事件からその資格を剥奪。「喪失の精霊姫(ロスト・クイーン)」と呼ばれています。その彼女が,とある目的からカミトに迫る,と言うのがコメディパートのメインでした。で,この王女様がなかなか積極的な王女様で。「はしたないお姫様は嫌い?」(P.93)とばかりに積極的に迫る姿はなかなか可愛くて,魅力的でした。ツンデレに積極的に。あと,ウブ?に不思議系にクーデレって感じの布陣なのでしょうか?ちょっとリンスのキャラをイマイチ覚えていないのですが(^^ゞとりあえず,何でもござれ,って感じですね。これだけいたら,一人はお気に入りキャラがいるでしょう,みたいな。……ノーマルがいないですが。

物語の核心としては,とりあえず黒幕はたぶんあの人。その人の目的を成就するために,カミトと袂を分かったレスティアが活動している,というのは分かっていたのですが。彼女の目的が七体の戦略級軍用精霊を復活させる事のようです。ますます世界の危機,という感じがしてきますが(日常パートだと全くそんな感じがしないのに)。ただ,相変わらず何が目的でそれを為そうとしているのかが分からないのが気になるところです。レスティアが,「彼は本物の魔王」「魔王を継ぐ者」という言葉を使っているのが気になるところです。

さて,無事過去のトラウマを乗り越えたフィアナ。これで,ハーレムも完成。そして,カミト,クレア,フィアナ,リンス,エリスの5人も出そろいました。これで,3巻はこのメンバーでのチーム結成で初任務。チームの団結が生まれる,と言う感じになりそうです。ただ,4人がカミトを狙う恋のライバル,と言う事ですんなりいかないようですが。リンスも素直じゃないですし,エリスはプライドがどうするか,という感じもしますし。まだまだすんなりとは行かない予感がします。とりあえず,3巻ではエリスの出番が増えると良いなぁw

微妙にエロイ展開&挿絵がありましたし,なかなか楽しむことができました。いわゆるお約束を詰め込んだような作品ですので,それが好きなら楽しめるないようだと思います。

それと,この作者をデビュー作から読んでいる人間には,少し嬉しいサービスもありました。作者,本当に好きなんだなぁ,と感じて思わずにやりとしてしまいました。知らなくても本編には全く影響しないですが,ちょっと嬉しいなぁ,と感じました。と言うか,私はあのシリーズの続きが出たら,相当嬉しいですw


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『この中に1人,妹がいる 3』/田口一 [メディアファクトリー]

この作品も気づいたら3作目。良い感じのリリースペースを保っているなぁ,と言う印象です。

この中に1人、妹がいる!3 (MF文庫J)

この中に1人、妹がいる!3 (MF文庫J)

  • 作者: 田口 一
  • 出版社/メーカー: メディアファクトリー
  • 発売日: 2011/02/25
  • メディア: 文庫

 

相変わらず,誰が妹なのか,が気になって一歩踏み出せない将悟。しかし,それを解決するために,DNA鑑定に踏み切るのだが。しかし,学園の理事会のメンバーが視察に訪れた日。突然「妹」を名乗る人物が,校内放送という暴挙に打って出る。「わたしを探ろうとするならば,秘密をばらす」と告げる妹。さらに,この放送によって別の問題が浮上する。理事会のメンバーが学園の風紀の乱れを問題にしたのだ。理事会が運営方針の見直しをしようとするのだが,生徒会副会長の国立凜香が「風紀委員」を立ち上げることで,事なきを得る。そして,将悟は凜香を手伝って風紀委員に入るはめに。

 

と言う事で,この巻は表紙になっている国立凜香と,そのおまけで生徒会長の天導愛菜(てんどう・まな)のキャラ掘り下げの巻,という感じだったと思います。これでメインになりそうなハーレムの5人が出そろった,と言う印象です。

で,カラーページからして強烈なのですが,凜香が可愛いwCUTEGさん,良い仕事しすぎですw一体,いつこの場面が訪れるのか期待して読んでしまいました。凜香は良いところのお嬢様で,家柄にふさわしく生きるように育てられてきた女性。そのため,とにかく生真面目。そして,スペックも優れていて,ある意味超人的なところがあるのですが。思わずお風呂で将悟を意識して戸惑うところとかのギャップが良かったです。やはりギャップって大事だな,と感じました。

展開としては,今までと同様な感じで。妹を名乗る人物が現れると同時に,将悟が何かに巻き込まれて。最後に妹を名乗った人物に行き着いて一件落着,の1巻からのスタイルは同じでした。マンネリを指摘する声もあるようですが,私はさほど気にならなかったです。風紀委員発足によって生じた凜香と愛菜の微妙な距離感が気になって気になって,妹の事なんて途中でどうでも良くなっていた,と言う理由もありますがw

凜香を救いたい,と言う将悟の思い。そして,その将悟の思いを受け取った凜香。最後の大胆な行動。そして,意外な発言。将悟によって凜香も変わっていくのかな?と感じました。しかし,凜香と結婚したら大変そうw可愛いんですけどねw

さて,キャラ紹介が終わったところで,物語も新展開。携帯のボイスチェンジャー機能を使った妹の語りでどこまで行くのだろうか?と心配していたのですが。まさかの,黒幕・妹の登場。最後の最後で判明と思っていたので,これはかなり意外な展開になってきたな,と言う印象です。と言うか,5人の中にいなかったのかw最終的には心乃枝だと思うので,てっきり,雅あたりが妹だと思っていたのですが。誰が妹かびくびくして,親密になるのを恐れている将悟があまりに不憫に思えてくる展開になってきました。

と言う事で,この妹が将悟の疑心暗鬼を煽りながら,将悟に迫っていく。5人は5人で牽制し合いながら,何とか将悟との仲を深めようとする。将悟は,誰が妹か分からないので,戸惑いつつ,妹の正体に迫っていく,と言う感じになるのかなぁ,と予想。さて,一体どんな展開になっていくのか。そして,妹の正体が分かったことは吉と出るか凶と出るか。次にも期待したいです。


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『変態王子と笑わない猫。2』/さがら総 [メディアファクトリー]

何か凄くバカ嬉しているみたいです。でも,確かに面白い。

変態王子と笑わない猫。2 (MF文庫J)

変態王子と笑わない猫。2 (MF文庫J)

  • 作者: さがら 総
  • 出版社/メーカー: メディアファクトリー
  • 発売日: 2011/01/21
  • メディア: 文庫

ある日,家に帰ると家が消滅していた。何を言っているか(ry なわけで夏休みが終わりを迎えようとしているある日。陽人の自宅は消滅した。行くあてのない彼だったが,月子の好意により,筒隠家に泊まることに。様々なハプニングに見舞われ,命の危機を感じつつ。そんな彼が土蔵で見つけたのは,巨大な笑わない猫の像だった。そして,その像がまた主人公達にハプニングを送るのだった。

相変わらずイラストが良い。最近,MF文庫Jの調子が良くて,重版がたくさんかかっているらしいですが,その要員の一つにイラストの良さがあるのか なぁ,と感じます。イラストレーターに明るくない私にはさっぱりですが,有名イラストレーターも起用しているようですし。この巻に到っては,最後に11 ページのラフギャラリーもついていますので,イラスト目当ての方も大満足できると思います。

とはいえ,本編が面白くなくては台無し。でも,本編の方もしっかりと面白いんですよね。なので,このMF文庫Jの好調ぶりはある意味納得しています。だからこそ,アニメ化攻勢に打って出ることができるのでしょう。

さて,本作ですが。1巻がレーベル史上書道売り上げNO.1を記録したとか。そんな勢い十分な中迎えた2巻ですが,非常に面白かったです。印象的 だったのが,「これぞライトノベル」という語り口の軽快さ。桜庭一樹さんの直木賞受賞が示すように,ライトノベルから一般ものへ転身し,活躍する作家が増 えている現状。ライトノベルの中でも,一般ものを意識したような作品が増えているような印象を受けています。そんな現状において,この作品の持つ軽妙な語 り口は,作品自体にもマッチしていて,いいテンポを生んでいたように思います。おかげで,どんどん読み進めていくことができるんですよね。そして,そのテ ンポの良さがギャグにも良い影響を及ぼして,笑いを生むことができる,と。これはライトノベルとしてかなりレベルが高いなぁ,と感じました。

全編ギャグの調子なのですが,最後にはほんの少し心が温まるような,ハートウォーミングな展開で終わるのも好印象でした。これは,1巻もそうだった ので,この作品の特徴,といえるでしょうね。タイトルは『変態王子と笑わない猫。』とインパクトたっぷりなのに,読み終わると,ほんのちょっと良い気持ち になれる,と良い意味で詐欺のような感じもします。が,そこが良いですね。そのいい話なのも,とってつけた感じがなく,自然な感じなのも良い印象です。

そして,物語を支えるキャラの良さ。これが素晴らしいです。この巻を読んで,とにかく主人公が素晴らしいなぁ,と感じました。建前をなくしたこと で,自分の思ったことをそのまま話してしまう変態王子。その変態さがギャグになり,笑いを生み出していました。そして,そのキャラ故に,女性陣がうまく引 き立っているような感じがしました。とにかく,変態王子の変態さ加減が最高でした。

そして,その主人公の周りの魅力的な女性陣3人。今回は,前回イマイチスポットが当たりきらなかった,鋼鉄の王こと筒隠つくしがメインでしたが。 しっかりしているようで,妹と本気で結婚をもくろんでいる変態なところとか,物知り顔でウブなところとか,意外なところが可愛らしいなぁ,という感じでし た。妹のためには,過激派になる一面が見られますが,それも一つのキャラ付け,キャラの魅力を引き出す一つのポイントになっていると感じました。最後のあ れは,なかなか良かったです。

今回はつくしがメインだったためのですが,要所要所で可愛らしさを出していたのが,正ヒロインの月子。変態の主人公に惹かれるけども,うまく気持ち を伝えられなかったり,それ故に主人公のセクハラ発言に悩まされたり,大変だなぁ,という感じでした。ただ,だんだん主人公の月子に対する気持ちも変化を してきているようで,今後がたのしみだね,と思いました。

そして,この巻では出番が少なかった小豆梓。こっちの方は,完全に主人公に友達と思われているようで,そこが不憫でした。もっとも,友達と思われて いるのも,ツンデレ故に自分の素直な気持ちを主人公に伝えられないから,という要因が大きいようですが。そのツンデレなところがか可愛いなぁ,とは思うも のの,変態王子の気持ちを振り向けるために頑張って欲しいなぁ,と感じました。

1巻が月子,2巻がつくし,と来たので,3巻は小豆梓の巻になりそうな気がします。後書きでも「小豆梓の逆襲(仮)」とか書かれていましたが。この シリーズの完結条件が見えたところで,それまでにどんな恋模様,展開が見られるかなぁ,と断然楽しみになってきました。そのためにも,次は小豆梓に頑張っ て欲しいところです。

タイトルはあれですが,好調のMF文庫Jの中でも,かなり勢いがある作品だと思います。これは今後がますます楽しみですし,おススメです。
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『お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ』/鈴木大輔 [メディアファクトリー]

最近,また妹ものが多いなぁ,と言う印象です。アニメでは『お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!!』が始まりましたし。で,ラノベでもそんな感じのタイトルの作品が発売されていたわけでw先月から密かに積んでいて,ようやく消化できましたwなんか,最後の「ねっ」って言い方が似ているwあっちは,ツンデレ風タイトルで,こっちは開き直り風タイトルですがw

お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ (MF文庫J)

お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ (MF文庫J)

  • 作者: 鈴木大輔
  • 出版社/メーカー: メディアファクトリー
  • 発売日: 2010/12/21
  • メディア: 文庫

両親が亡くなり,別々に引き取られた双子の兄妹秋人と秋子。6年ぶりに一つ屋根の下,二人っきりで同居することができることになった。お兄ちゃんが大好きな秋子は,6年分の鬱憤を晴らすかのようにお兄ちゃんに甘えて,迫ってきて。さらに,妹が通う高校に編入した秋人は,高校の,個性豊かな生徒会メンバーに言い寄られ……。相談に乗ってくれるのは,友人の猿渡銀兵衛春臣だけかと思っていたら……。

 

巻数表記もなかったので,読み切りで,可愛い妹に迫られる兄が,可愛いなぁ,と思いつつ適当にあしらう,みたいな話かと思っていたのですが。全然そんなことなく,この巻は,むしろプロローグ,という感じでした。そして,2巻の原稿は書き上がっていて,3月に出版予定とか。何で巻数表記しなかったんだろうw

と言う事で,この巻は秋人が妹と同居を始めてから高校の新学年が始まるまでの,約2週間程度?のお話を描いたものです。その中で,主人公が個性豊かなメンバーと出会い,好意を抱かれるまで,という感じで,まさにプロローグという感じです。本編はまだまだこれから,という感じです。

とはいえ,この巻はとにかく妹が可愛かったです!生まれた時からお兄ちゃんを予約済み,むしろ売約済み,と言う秋子があの手この手でお兄ちゃんに迫ります。ちゃんと兄がいやがることはしない,と言う守る線はあるようですが。

「兄妹である以前に男と女です!」(P.16)

「わたしとお兄ちゃんの愛は本物なんです!真実の愛の前ではタブーなんて無意味なんです!血のつながりなんて些細なことなんです!」(P.255)

と言い切っちゃう妹がとにかく愉快で。なにせ,自らの意志で一年中発情しているらしいですしw

それで,兄にあしらわれてしまうのですが。その時に

「ええええええええええっ!?」

と声を上げるのが,だんだん可愛く思えてきて。途中からクセになってしまいましたw何か,これがないと物足りない,みたいな感じで。とにかく,兄に迫って,あしらわれて,嘆いて,でもお兄ちゃんの優しい言葉に復活する,とコロコロ様子の変わる秋子が可愛くて可愛くて仕方がなかったです。久しぶりにあった妹がこんなに可愛いわけがない,って感じでしたw可愛い自分だけを見て貰いたい,と色々努力するところもまた可愛かったですwまさに恋する乙女,と言うかw

気になる今後の展開ですが。秋人は,秋子のことを「妹のとして愛している」と言っていますが,読んでいるとそれだけの感情でもない気がするんですよねwその辺,一体どうなっていくのかが非常に楽しみです。


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