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『お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ 12』/鈴木大輔 [メディアファクトリー]


内容紹介(Amazonより)


ついに秋人と秋子の秘密が明らかに――!? ブラコン妹ラブコメ第12弾!

リリアナ祭初日の生徒会メンバーたちによる企画や、『新藤光一郎』サイン会の惨憺たる有様については、この際おいておくとして! 実行委員会によるクーデターを阻止する為に、『ジュエル・オブ・リリアナ』獲得を目指す僕は、ある策略を展開する。それは、銀兵衛と那須原さんの告白や秋子との関係など、溜めてきたツケを一気に清算して停滞を打破するための計画だ。これが終わったあと、秋子や生徒会の面々とは、今まで通りにいかないのかもしれない。でも、僕が勝ち取った平穏な生活を守り抜くためには、もうなりふり構っていられないんだ。遂に佳境を迎えるブラコン妹ラブコメ第12弾! 詳しくはページをめくってみて!


〈文庫版〉


お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ12 (MF文庫J)

お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ12 (MF文庫J)

  • 作者: 鈴木 大輔
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2019/01/25
  • メディア: 文庫


〈Kindle版〉





お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ 12 (MF文庫J)

お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ 12 (MF文庫J)

  • 出版社/メーカー: KADOKAWA / メディアファクトリー
  • 発売日: 2019/02/25
  • メディア: Kindle版
感想は追記にて


『お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ』の12巻がようやく発売です。

11巻の発売が2014年6月ので、4年7ヶ月ぶりの新刊になります。

そして、今回の表紙を見てピンとくるかもしれませんが、最終巻になります。

私は、原作を買って読もうと思っていたのですが、なかなか入荷されなかったため、BOOKWALKERで購入しました。

昨年夏の西日本豪雨被害から、九州への本の入荷が1日さらに遅くなって辟易すること限りなしです。

ジャンプすら、火曜日発売で小学校時代を思い出す始末です。


閑話休題。感想です。

読み終わっての感想としては、「いつもの鈴木大輔だったな」と「こういう軽いラブコメ作品が完結かんでるまでに一年以上開けちゃいけないね」というところです。


さて、簡単に内容に触れていきます。

ネタバレを気にされる方は、この先は読まないでください。









さて、感想です。

内容としては、とりあえずそれぞれとのキャラクターとの関係に決着をつけて、これからも彼らの騒がしくも楽しい日々は続いていく、という感じです。

結論としては、ハーレムエンド、といったところでしょうが。

相変わらず、各キャラの配分が均等、というのは、ほんと各キャラのファンに配慮しているんでしょうけども、この作品の武器がわかっていないのではないでしょうか。

というか、秋子の出番が少ない!!久しぶりの新刊だから、秋子の暴走っぷりを楽しみたかったんですが、それが爆発することもなく、しかも「血は繋がってはいないものの、自分にとっては妹だから秋子のことは好きだけど結婚しない」という主人公の訳のわからないバランスの取り方には納得できないものがありました。

ハーレムものではありますけども、きちんと決着をつけてほしかったです。

こういう玉虫色の結末なラブコメ作品、他にもあるんですけど、あまりにも作家として無責任な気がします。


気になったことは他にもあります。

秋子が秋人と血が繋がっていないことを理解していたこととか、秋人がサイン会を寝過ごしたのは睡眠薬が盛られていたからで、それを盛ったのが秋子だったとか、あまりにも予想の範囲内で面白みもなにもない展開。

会話文の連続から


そういうことになった。


と続く文の流れ。

そして、ラストは酒の勢いで乱痴気騒ぎで本音ぶちまけ合って終わり。

悪い意味でいつもの鈴木大輔でした。

というか、作家としての引き出しなさ過ぎでしょう。

4年7ヶ月かけて出てきたのが、もんコメと変わらないような終わり方、って。

「いつもの作者の安定感」といえる作家じゃないでしょうに。

正直、投げっぱなしに見える結末。

私的には、『藤宮十貴子は懐かない』『ニート吸血鬼江藤さん』『鳩子さんとラブコメ』『文句の付けようのないラブコメ』に続いて、鈴木大輔5作目の投げっぱなし作品という印象です。

もっとも、前二作は打ち切りだからそりゃ投げっぱなしになるでしょうけども。

あ、『鳩子さんとラブコメ』の後にしょうもない読み切り作品が一冊あったのを思い出しましたが、タイトルを調べるのも面倒なので省きます。

あれもしょうもなかった。


「こういう軽いラブコメ作品が完結かんでるまでに一年以上開けちゃいけないね」という感想についてですが。

確かに、『ダブルブリッド』みたいに完結巻が出るまで5年経った、なんて作品もあるんですけども。

それは、内容が伴えば、読者は納得します。

実際、『ダブルブリッド』はAmazonを見ると、評価が高いです。

また、『ダブルブリッド』に関しては、取り扱っている内容が重いため、多少時間がかかっても仕方ないかな、と私なんかは考えます。すみません、『ダブルブリッド』は読んでいないのですが。

ただ、『お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ』に関しては、正しい意味でライトノベル。

頭空っぽにして読んで「あー、楽しかった」程度の作品なのです。

それなのに。

11巻が本当にしょうもない展開で終わって4年7ヶ月。その結末がこんな内容、って読者として待った甲斐が全くない、というのが凄いです。

作者を避ける人が増えるだけな気がします。

おまけで付いていた次回予告を読む感じ、次回作もいつもの鈴木大輔でしょうもなさそうですし。


ということで、きっと全く期待せず、とりあえずどんな結末なんだろう、というくらいで読んだのですが、期待しなくて良かったです。

この作者、『文句の付けようのないラブコメ』の3巻までのように、おもしろいエピソードを書く力はありそうですけども、面白くまとめる力は全くないな、という評価になりました。

来月新作が出ますし、ダッシュエックス文庫の『貴方がわたしを好きになる自信はありませんが、わたしが貴方を好きになる自信はありまーーす』の4巻もでるよていではあるようです。

しかし、もう私がこの作者の作品を触れることはないです。

途中から「作者のスタンスが嫌いだ!!」と書いておいてここまで付き合ったのがそもそも私頭おかしいのですが。


成長は全くしませんし、毎回同じような内容ですが、毎回同じような内容を期間内にリリースするということで、今後もライトノベルで生きていくのでしょうね。



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